朝からどこのチャンネルも秋葉原の映像が流れる。
犯人の生い立ちや仕事ぶり、友人のコメント・・・etc
昨日からずっと報道されている。
丁度、居合わせたカメラマンのＶＴＲを競って流す。
しかし、助けようとしていて刺された方もいるのに、
撮影?!?!何かが違う気がする。
どこからともなく出てくる犯罪心理の専門家と称する人。
犯人の分析も大事なのかも知れないけれど、
これから増えてしまうであろうこの手の犯罪を少なくする
手立ては殆ど話し合われない。
「誰でもよかった」
その前に誰かに話せなかったのだろうか。くいとめられなかったのか。
いや、もっと前から誰かと触れあえなかったのだろうか。
今後防いでいく、少しでも少なくする方法はないのだろうか。
何もできないのだろうけれど、すごく考えさせられた。
私「きりんのツノ」が、「ツノ」センサーを鋭く使って見つけた気になるお店や出来事、趣味で集めたキリングッズを紹介します。
昨日は有楽町から新宿経由で戻ってきた。
有楽町では雑踏の中、奇声をあげている人がいた。
私はさされるのではないかという恐怖がわきあがって、
逃げるように小走りで立ち去った。
ホームには沢山の人がいて、何故か、
ここも、とても怖かった。
犯人をかばうつもりはさらさらないけれど、
彼は誰かとコミュニケーションをとりたかったのだろう。
細かくネットに書き込み、誰かに答えて欲しかったのだろう。
自分で正しい?答えを見つけられないまま、
もちろん答えてももらえず、行動を起こした。
何が歯車を狂わしたのだろう。
メールやネットでなく、
会話やコミュニケーションがとても大事だと思った。
話したって触れ合ったって伝わらないことがあるけれど。
３人の死刑が執行された。
鳩山邦夫法相の下での執行は昨年８月の就任以降
過去最高で約１０カ月で計１３人となったそうだ。
「慎重の上にも慎重に検討した結果、絶対に誤りがないと
自信を持って執行できる人を選んだ」と強調。
「数日前に執行を命令した」
「正義の実現のためには粛々とやるのが
正しいと信じている」
誤りが本当にないだろうか？
本当に正しいだろうか？
難しいことは良く解らないけれど・・・
終身刑を作って、こういう人の考え方や生き方、
何故犯罪するに至ったかを、
全て理解できなくても、研究するほうが、
凶悪犯罪の抑止になるのではないだろうか。
この問題ってとっても難しいですよ。
価値の見つけ方がひとつじゃないってことを子供の頃に教えないとね。
まず自分が大切って気が付いて、次に周りの人が大切って気が付いて、最終的には自分の存在する社会が大切って気付かせないとね。
勉強ができるのは素敵。
運動ができるのも素敵。
友達と仲良いのも素敵。
もっともっと素敵なものありますよ。
なにもしないで、成果なんて上がらないんだから、努力できるのが素敵って言ってあげないと。
子供の頃に僕には能力がないとか、価値がないってあきらめてしまう人が多すぎる。
なんなんだろう。
本当に難しい問題です。
若いときにもこの間も、
生きる意味とか生きていたくないと真剣に悩んだ時が私にもあります。
世の中のせい、状況のせい、立場のせい、誰か・何かのせいにしたい。
その方が楽だし逃げられるから。
でも、そんな時やはり誰でもＳＯＳを出していると思う。
誰かが支えてくれていたり、何かにすがっていたり、
そして自分だけで生きていない、生かされているのだと感じる。
何か何でも良いから、mayさんの言うように、
「素敵」っていう感動があったら違うのでしょうね。
今年に入って５月末までに、硫化水素ガスによる自殺が
全国で４８９件発生し、５１７人が死亡。
５１７人のうち２０代が２３２人。
人を傷つけたり自分を傷つけたり、
悲しいことだということを大人達が
一人でも多くの子供たちに伝えられたよいのにと
何も出来ないのだけど、強く思います。