東日本大震災から2カ月経った11日、天皇皇后両陛下が初めて福島県を訪問され、
津波で140人以上の死亡が確認された相馬市の海岸で黙礼されました。
午後4時半ごろ、両陛下はマイクロバスに乗り、相馬市の原釜・尾浜地区に
到着されました。この場所は、以前は海水浴場や住宅が立ち並んでいましたが、
震災後、津波に巻き込まれた多くの遺体が見つかっています。
両陛下は、相馬市長から津波の高さなど当時の状況について説明を受けられました。
相馬市長が「この地区では146名の方の死亡が確認されています」と説明すると、
雨が降るなか傘をたたんで黙礼されていました。
http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/210511039.html
天皇皇后両陛下は7週連続で、被災者へのお見舞いに行かれた事になります。
使われている車両はレンタカーで、警備の車列も少なくして、
現地での負担を軽くなされているといいいます。
バスの窓を開け、時には立たれて、手を振られる姿を拝見して、
目頭が熱くなり、日本人で良かったって思いました。