啓蟄とは大地が暖まり冬眠をしていた虫が穴から出てくるころ。
『暦便覧』には
「陽気地中にうごき、ちぢまる虫、穴をひらき出ればなり」
と記されているそうです。
柳の若芽が芽吹き、ふきのとうの花が咲くころとあります。
「啓」には「ひらく、開放する、(夜が)明ける」
「蟄」には「冬ごもりのために虫が土の下に隠れる、とじこもる」
という意味があるそうです。
寒い!さむさむ!!!・・・って言っていたら、暦の上では春に変わり、
あっという間に今年も2ヶ月が過ぎてしまいました(^_^;
寒かった今シーズンですが、梅の花も綻んできて、日も長くなって、
少しずつ春を感じられるようになっています。
どこかで「春」が生まれてる、
どこかで水がながれ出す。
どこかでひばりがないている、
どこかで芽の出る音がする。
山の三月東風ふいて
どこかで「春」が生まれてる。
草川 信 氏:作曲 作詞:百田 宗治 氏