耐水加工を施してある和紙でできた紙鍋でてっちりを戴きました。
だし汁が入っており、水の沸点が100℃で、紙自体が燃焼温度に達しないため、
紙鍋の上(だし汁のない部分)は燃えるが、だし汁のあるなべ底は燃えないそうです。
なんかとってもクリエイティブな感じですvvv
恥ずかしい話ですが、若い時は鍋がとても苦手でした。
好きな人の箸なら良いけれど、知らない人嫌いな人の箸もはいるのです。
箸をひっくり返して使うと手で触った部分を鍋にいれることになるし、
とりわけ用の菜箸があっても余り使われないですよね。
余り考えていると食べたくなくなるし、こんな話をしたら嫌われそうなので、
ある時から、見てみないふりを決め込みました。
今は親睦を深めることもできるし、アットホームで仲良い感じがします。
鍋をつつくは基本的に「箸食文化圏」の中国・朝鮮半島・ベトナム・日本。
手ではもちろん無理だしカトラリーでは熱くなるし・・・
世界人口60億人分の16億8000万人の文化なのだと思うと嬉しくなります。