すみません、申し訳ありません、ごめんなさい…。
日本人は謝るのが得意だと言われるが、謝るのが口癖になっていたり、
儀礼的になっていたりする場合もあるかもしれない。
自分に非がある場合、きちんと謝罪することは相手の気持ちを和らげると同時に、
自分の成長にもつながっていく。本日はその理由をご紹介しよう。
1. 対話を始めるきっかけができる
相手を傷つけたり怒らせたりして、そのまま謝るタイミングを逃し、
気まずい状態が続いてしまうことがある。
それでも思い切って謝るチャンスを作り、自分から相手に歩み寄ることで、
誤解が生じている場合はそれを解くきっかけとなる。
それに、相手もあなたと話すきっかけを実は探っていたかもしれず、
相手にも歩み寄るチャンスを与えることになる。
2. 謝罪は自分の心を強くする
謝ることは負け、自分を弱くする行為だと思っている人もいるかもしれないが、
むしろその逆。たとえば、自分が悪いのは何となく分かっているのに
意地を張って謝れない、「向こうから謝ってくればいい」と腹を立てているような
場合、その怒りは自分の弱さから来ていることが多い。
自分の感情や行動をコントロールし、自分の非を認められるようになれば、
人間として強くなれるだろう。
3. 自分も相手も解放される
どちらにも何らかの非があるような場合、あなたが先に謝ることは相手を
許すことを意味し、これが自分の罪悪感と相手の罪悪感の解放につながる。
また、謝罪をして自分の非を認めることは、
「完璧ではない自分」を受け入れることにもなり、これが心の解放につながる。
4. 相手の信頼を得られるようになる
謝罪は傷つけてしまった相手に対し、
「私はあなたの感情や気持ちを尊重しています」とのメッセージになる。
これが信頼回復をうながし、関係修につながる。
また、自分が犯した過ちは、自分が認めて受け入れることでしか消えてくれない。
それができれば、人間として成長でき、相手の信頼を得ることができる。
http://irorio.jp/kondotatsuya/20150222/207575/
より