→ 人生論 → 武者小路実篤 氏 

自分達に力がないと言うことを恥じよう。
そんな言いわけをすることを恥じよう。
そんな言いわけをするのは臆病者だ。
自分達には力はあるのだ。
ただ出さないのだ。出すのが怖いのだ。出してまだみないのだ。
もし自分達の力が弱かったにしろ、真心の力は弱くないはずだ。
弱いと言うのは精神が足りないからだ。
力はあるのだ。ただ出さないのだ。臆病で出さないのだ。
本当に出せば力があるのだ。
ありながら出さないでいて、力がないと言うのは恥じようじゃないか。
自分はもっと、もっと力があるのだ。
ただ出さないのだ。十分には出してみないのだ。
死ぬ覚悟ができていないのだ。生きる覚悟もできていないのだ。
まだ本当に目が覚めてはいないのだ。
力はあるのだが、まだ出し切らないのだ。
臆病から、そしてつまらぬ遠慮から、
そして何より怠惰で、事なかれ主義がいけないのだ。
本気になれば力は出るのだ。恐ろしい力も出るのだ。
世界も動くのだ。皆が一致するのだ。そして力が燃え上がるのだ。


  

  自分達自分に変えて、力を燃え上がらせたい!!!

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