中村成子先生がオーライ!ニッポン ライフスタイル賞をとられましたvvv
https://www.kouryu.or.jp/service/ohrai.html
授賞式&お祝いの会に参加させて戴きました(*^_^*)シアワセ~♪
中村成子さんは東京都出身。主婦の目線で作ったおやつが注目され、
1987年に出版した「お弁当絵日記1000日」がベストセラーとなり、
以降は料理研究家として活躍。
「始末の心」を大切に素材の味を引き出し、ぬくもりある家庭料理を伝えている。
中村さんが奥出雲町に出会ったのは、
1999年に知人から届いた仁多米の素晴らしさを知ったことに始まる。
奥出雲を訪れると、美しい里山に広がる棚田には豊かな土壌と水、
そして日中の寒暖の差など、米作りの最高の条件が揃い、牛の堆肥で土を作り、
収穫した稲穂は竹竿で組む「はぜ」で天日干しするという
日本の食の原点が残っていた。
2001年に築250年の古民家を改修し「ふれあい交流館一味同心塾」を開館。
当初から館長に就任し、食の根幹を見直す活動をライフワークにしながら、
1年の半分以上を奥出雲町で過ごしている。
33アールの自然農法の実践田では、地元農家で米づくり委員会を立ち上げ、
無農薬による昔ながらの仁多米づくりを実践・伝承し、
「稲のはな」と銘名して支援者に届けている。
この米づくりは農業体験の場にも活用され、田植え、稲刈り、
収穫祭には東京を始め、関西や近畿、海外からも参加者が集まってくる。
その他、農産加工グループへの地元食材による調理やお弁当づくり、
一般料理講習による地域特産品活用の指導など、
一味同心塾は地域の食の活動拠点にもなっている。
開館当時から地元小学校高学年を対象に課外教室として料理教室を開催し、
自然の素材の味を伝え、生きるための食の美味しさと楽しさを共に学んでいる。
また2004年からは、山の環境は海と密接な関係にあることから、
隠岐海士町の「食の学校」と塩や梅干し作りを通じて総合交流を始めるなど、
現在は活動10年目を迎え、米づくり委員会を中心に新しいコミュニティが生まれ、
同時に仁多米のブランド化の推進する流れの中で、
米や農産物と地域間の交流を担っている。命と自然の大切さと向き合いながら、
地域の原点である農と食を通じて、
中山間地域の文化や暮らしの価値を発信している