雲版

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雲版
雲の形をした法具で、主にお堂への出頭を促す合図を送るための鳴り物。
雲は雨を降らせることから恵みの象徴であるとともに、
火事や災害を防ぐ意味もあると云われている。
寛文元年(1661年)青銅板。回廊途中にある「合山鐘」も素敵。

貪・瞋・癡(とん・じん・ち)・・・三つの煩悩。
「貪欲を生じ瞋恚をおこすことも、
そのみなもとをいえば、みな愚痴よりいでたり」

白隠禅師の歌にいわく。
「よきも悪しきもよそより来ぬぞ 迷う我が身の心より」
「死ぬもめでたい生きるもめでた とかくこの世は仮の宿」

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