PHILIPPE BEL 仏 モンブリゾン
16歳からショコラティエの仕事をはじめ、
2003年にM.O.F.を取得。
自らカカオ豆を仕入れ、
クーベルチュールから手がけることにこだわる、
フランスでも数少ないアルチザン。
本物の職人っていた感じの方で
豆からチョコレートになるまで
丁寧に熱く語って下さいました。
カカオの木は5mくらいで適度な
湿気と温度が必要で、直接の光線を
嫌うため、大きな木の下に植える。
木の管理はとても難しく実がなるまで
5年はかかるというお話。
生産者のご苦労を話され、同じ国の港につく頃に
5~6倍の値段になる。仲買人の話もして下さりました。
それだけ原材料にこだわっている彼の気質に触れて感激しました。
チョコレートそれぞれに、色々な文化や歴史がある。
ワインのように地域だけでなく、年代や気候によっても味が違う。
だから、単一的に好きにならないで欲しいって。
味を安定するためにショコラティエがブレンドする。
全ての工程を自分の目が行き届く範囲で仕事を行いたいという。
自分が愉しい仕事をすればお客さまは
自分のショコラを食べて喜んでくれる
すごい!!M.O.F.を取得なさった時の『誕生』を実際に見てみたい。